レスパイトを使うことに、最初は罪悪感があった話|わが家が助けられた「休む支援」

子育て

毎日が全力の、障害児育児

障害児育児をしていると、毎日が本当に全力です。

子どもの特性への対応、学校とのやり取り、癇癪、通院、兄弟フォロー…。特に子どもが小さい頃は、常に気を張って生活していました。

わが家の長男Pくん(支援学校小5・自閉症+知的障害)と次男Tくん(支援級小3・ADHD)。2人とも小さい頃は目が離せず、外出するだけでぐったり。「休みたい」というより、「少しだけ一人になる時間が欲しい」とずっと思っていました。

「レスパイト」って何?実は知的障害向けは少ない

レスパイトとは、介護や育児をしている家族が一時的に子どもを預け、休息を取るための支援のことです。放課後等デイサービスの先生から教えてもらったのがきっかけで、この言葉を知りました。

ただ実際には、知的障害や発達障害の子ども向けのレスパイトって、地域によってかなり少ないと感じています。肢体不自由のお子さん向けはショートステイなど制度が比較的整っている印象がありますが、知的障害の場合は、

  • 預け先が少ない
  • 受け入れ条件が限られる
  • 空きがない

…など、使いたくても使えないことも多いです。わが家も、ショートステイなどは利用したことがありません。

わが家のレスパイトは「放デイの土曜利用」

そんな中で始めたのが、放課後等デイサービスの土曜利用でした。最初は「土曜日まで預けるなんてかわいそうかな…」という罪悪感もありました。

でも、子どもたちは放デイが大好き。先生たちにも安心して過ごせる場所になっていて、楽しそうに通っています。そしてその時間に、私は少し「お母さん」を休憩しています。

子どもたちが放デイへ行っている間にしていること

土曜日の間に、英会話やピラティス、一人での買い物、カフェでぼーっとする時間を過ごしています。

英会話はNOVAに通っています。レッスンの時間は完全に「自分だけのための時間」で、気持ちの切り替えにもなっています。

▼ 私が通っている英会話スクール

特別なことじゃなくていいんですよね。「常に誰かの対応をしていない時間」があるだけで、かなり回復します。

以前は、自分のために時間やお金を使うことに罪悪感がありました。でも今は、「親が少し元気になること」は、家族全体にとって必要なことだと思っています。

障害児育児をしている親も、実はギリギリだったりする

障害児育児をしているお母さんたちと話していると、何かしら不調を抱えている方が本当に多いなと感じます。私自身も、過去にうつ病を経験していて、今もメニエール病があります。

周りのお母さんたちも、睡眠障害や自律神経の不調、うつ、パニック症状、慢性的な疲労感など、よくよく話を聞くと、それぞれ何かを抱えながら頑張っている方が多い印象です。

もちろん、子どもは大切。でも、親の心と身体が壊れてしまったら、続けることが難しくなってしまう。だからこそ、「休める時に休む」って、本当に大事なんだと思います。

お母さんは、無理して壊れてしまうまで頑張らなくていい。少しでも笑顔でいられる時間を作ることは、きっと子どもにとっても大切なことなんだと思います。

いつか、もっとレスパイトが当たり前になってほしい

もし将来、知的障害の子どもたち向けにもショートステイなどの制度がもっと整ったら。私はきっと、近場へ一人で温泉旅行へ行って、ゆっくり眠って、美味しいものを食べて、少しリフレッシュしたいです。そして、笑顔で子どもたちを迎えに行きたい。

親が安心して休めることって、決して贅沢じゃないと思うんです。介護や育児を「頑張り続ける人」だけに頼るのではなく、「休みながら続けられる社会」になっていってほしい。そんな時代が来ることを、心から願っています。

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